その日から20年が経ったそうだ。
朝、ルームメイトのアクセルが
「とし!今日はお祝いの日だよ。すごい日なんだ。」とうれしそうに話してくれた。
ぼくはそれを聞いて「そうか。あんまりピンとこなかったけれど、すごい日なんだな。」と感じた。
今の時代だと、北朝鮮と韓国の国境がなくなるようなものなのだと思う。
そう考えると、すごい。
今日は記念の式典がブランデンブルグ門付近であった。
見に行ったのだけれど警備が厳しく、道が封鎖されていて門の近くまでしかいくことができなかった。
入ることができなくて残念だったのだけれど
驚いたことが一つあった。
今日は警官がみんなとてもやさしかった。
ぼくが「中に入りたいんだけど。」と封鎖された場所から警官に向かって話かけると、
「残念だけど、中にはもうたくさんの人がいて、これ以上入れるわけにはいかないんだ。」とやさしく答えてくれた。
いつもなら「無理だよ。」みたいな感じで、笑顔もないと思うんだけど。
今日は笑顔の警官もいた。
やっぱり、記念の日だからだろう。
みんな、祝うんだ。
警官もみんな。